「肩こりが取れない」「姿勢が悪いと言われるけど猫背ではない気がする…」
そんなあなたは、“巻き肩”が原因かもしれません。
巻き肩は自覚しにくい一方で、呼吸の浅さ・頭痛・疲労感・代謝の低下など、体にさまざまな不調を引き起こす厄介な姿勢崩れです。
この記事では、自宅で誰でもできる巻き肩チェック方法と、見逃しがちな日常のサインをわかりやすく解説。
さらに、早期対策として取り入れたい習慣や注意点も紹介しています。
今のうちに自分の姿勢を見直して、健康的な毎日を目指しましょう。
巻き肩セルフチェック|あなたの姿勢、大丈夫?

「猫背が気になる」「最近、肩や首のコリが取れない」
そんな方は、もしかすると“巻き肩”が原因かもしれません。
巻き肩は猫背と密接に関係しており、自覚がないまま悪化してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、自宅で簡単にできる巻き肩セルフチェック方法をご紹介します。
ひとつでも当てはまる項目があれば、改善の第一歩としてぜひ読み進めてみてください。
基本のセルフチェック法
バンザイチェック
足を肩幅に開いてまっすぐ立ち、両手を頭上に伸ばします。
横から見て、腕が耳よりも後ろにあれば正常。
前に出ているなら巻き肩の可能性大です。
腕の下がり方チェック
立った状態で自然に腕を下ろし、身体の横に手を置きます。
肘が真横〜やや後ろに向いていればOK。
肘が前に回っていたり、手の甲が正面から見える場合は巻き肩のサインです。
腕の振り方チェック
ウォーキングやランニング中、腕が前後ではなく左右にブンブンと振れてしまう場合、肩周りの可動域が狭くなっている証拠です。
肩甲骨の距離チェック
鏡の前に立ち、肩甲骨と背骨の間の幅を指で測ってみましょう。
指3本以上の隙間がある方は、肩甲骨が外側に開いている=巻き肩の状態といえます。
巻き肩のサインかもしれない「日常の違和感」
以下のような症状がある方も、巻き肩を疑ってみる必要があります。
• 朝起きたとき、肩こりや首の痛みが強い
• 仰向けでは眠れず、いつも横向きで寝てしまう
• マッサージや整体に行っても、すぐに元に戻ってしまう
• 周囲の人から「猫背っぽいね」とよく言われる
これらの状態が続いている方は、慢性的な巻き肩が定着している可能性が高いです。
巻き肩の放置は“姿勢崩壊”の第一歩
巻き肩は放っておくと、肩こり・首のハリ・呼吸の浅さ・姿勢の崩れ・代謝の低下など…
さまざまな不調の原因になります。
「ちょっと気になる」段階でセルフチェック→改善行動を始めることで、未来の体が変わります。
参考記事はこちら↓

巻き肩とは?猫背との違いと見分け方

「巻き肩」と「猫背」、あなたはその違いをご存じですか?
なんとなく同じように思われがちですが、実はこれらは姿勢の崩れ方が異なる別の状態です。
巻き肩とはどんな姿勢?
巻き肩とは、肩が前方かつ内側に入り込んだ姿勢のことです。
通常、立ったときに肩の位置は耳の真下あたりにあるのが理想ですが、巻き肩になると、肩が耳よりも前に突き出ているのが特徴です。
この状態になると、胸部や肩周りの筋肉が縮こまり、姿勢が崩れるだけでなく、肩こりや首こり、呼吸の浅さなど様々な不調の原因になります。
猫背との違いは?
猫背は、背中全体が丸くなり、背骨がC字型に湾曲している姿勢のことを指します。
肩だけでなく、背中や首にも強い丸まりが見られます。
一方で、巻き肩は「肩」の前傾に限定されており、背中はそこまで丸まっていないケースもあります。
ただし、巻き肩が進行すると筋バランスが崩れ、最終的には猫背を併発することが多いため、早期に気づき対処することが大切です。
参考記事はこちら↓



巻き肩を引き起こす主な原因

巻き肩は日常の小さな習慣の積み重ねで起こります。
以下に当てはまる行動がないか、ぜひチェックしてみてください。
スマートフォンの長時間使用
スマホを見るとき、つい首が前に倒れ、肩が丸まりやすい姿勢になっていませんか?
この状態が続くことで、肩の位置が前にずれ、肩周囲の筋肉のバランスが崩れて巻き肩を引き起こします。
デスクワークでの前傾姿勢
長時間のパソコン作業も巻き肩の大きな要因です。
キーボード操作やモニターを見る姿勢で肩が前方に突き出しやすく、肩甲骨の可動域が狭くなることで、筋肉が硬直しやすくなります。


横向き寝の習慣
就寝時の体勢にも要注意です。
横向きで寝ると、体重が肩に集中しやすく、肩が前方にスライドしてしまうのです。
このクセが毎日続くことで、寝ている間にも巻き肩が定着してしまう恐れがあります。
巻き肩は早期の気づきが大切
巻き肩は自覚しにくい姿勢の崩れです。
「スマホを見る時間が長い」「肩こりがなかなか取れない」「腕が耳より前に出てしまう」など、小さなサインに気づくことが改善の第一歩です。
油断は禁物!巻き肩が引き起こす5つの深刻な影響

一見ささいに思える巻き肩。しかし実は、日常生活の質を大きく下げるリスクがあることをご存知でしょうか?
ここでは、巻き肩が引き起こす代表的な5つの悪影響について詳しく解説します。
姿勢の乱れは、心と体に確実にダメージを与えているかもしれません。
呼吸が浅くなり、全身の不調を招く
巻き肩になると、胸まわりの筋肉が縮こまり、肋骨の動きが制限されます。
これにより、肺が十分に広がらなくなり、呼吸が浅くなるのです。
その結果…
• 血液中の酸素量が低下
• 血流の悪化
• 疲れやすさ・頭痛・眼精疲労・代謝の低下
など、さまざまな体調不良を招きます。
慢性的な疲労感や痩せにくさを感じている方は、巻き肩による呼吸機能の低下が関係している可能性があります。
肩・首・背中のコリが慢性化しやすくなる
巻き肩によって、首・肩・背中の筋肉が緊張したままの状態が続きます。
この状態が続くと…
• 筋肉の柔軟性が低下
• 血行が悪化
• 肩こり・首こり・背中の痛みが慢性化
さらに、巻き肩を無理に「正そう」として背中を反らすことで、今度は“反り腰”を引き起こし、腰痛に悩まされるリスクも高まります。
姿勢が崩れて見た目の印象が悪化
スマートフォンやパソコンを見る時間が長くなると、肩は丸まり、首は前に突き出た姿勢が定着していきます。
この状態が習慣化すると、見た目にも猫背のような印象が定着し、実年齢より老けて見えることも。
さらに、
• 筋力の低下
• 運動不足
• 体幹の崩れ
といった悪循環が進み、正しい姿勢を保つことがどんどん難しくなってしまいます。
頭痛を引き起こす「緊張型頭痛」の原因に
巻き肩によって首や肩周辺の筋肉が凝り固まると、血流が悪くなり、脳への酸素供給がスムーズに行われなくなります。
これにより、以下のような症状が現れることがあります。
• 頭痛(特に後頭部)
• こめかみの重さ
• 首から頭にかけての締めつけ感
これらは「緊張型頭痛」と呼ばれ、現代人に多く見られる症状です。
睡眠の質が低下し、疲れが取れない
本来、睡眠中は「副交感神経」が働くことで体はリラックスモードになります。
しかし巻き肩によって首の筋肉が緊張状態にあると、副交感神経がうまく働かなくなります。
その結果…
• 寝つきが悪くなる
• 眠りが浅い
• 朝起きても疲れが取れない
といった、慢性的な睡眠の質の低下を引き起こしてしまうのです。
巻き肩チェックと早期対策が大切
「ただの姿勢の崩れ」と思われがちな巻き肩ですが、放置すると心身に大きなダメージを与える要因になります。
• 呼吸が浅い
• 肩こりがひどい
• 朝から疲れている
• 姿勢が悪いとよく指摘される
これらにひとつでも心当たりがある方は、今すぐ姿勢チェックを行い、早めの改善対策を始めましょう。
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巻き肩チェック まとめ
• 巻き肩は自覚しにくいが、猫背と同様に姿勢崩れの大きな要因になる
• 巻き肩セルフチェックは自宅で簡単に行うことができる
• 日常的な違和感(肩こり・首の痛み・猫背に見える)も巻き肩のサイン
• 巻き肩はスマホ操作・デスクワーク・横向き寝などの習慣で進行しやすい
• 巻き肩を放置すると、呼吸の浅さ・慢性的な疲労・代謝低下を招く
• 筋肉の硬直によって、肩・首・背中のコリが慢性化しやすくなる
• 姿勢の乱れが見た目の印象を悪くし、老けて見える原因にもなる
• 巻き肩は緊張型頭痛や睡眠の質の低下にも影響を与える
• 巻き肩と猫背は異なる姿勢不良だが、進行により互いを悪化させやすい
• 小さなサインに気づき、早期のチェックと対策が健康維持のカギとなる

巻き肩は「ちょっと気になる今」が改善のチャンスです。姿勢を見直す習慣を今日から始めてみましょう。
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