生活習慣が原因で起こりうる浮き輪肉。
お腹周りの脂肪を減らそうと、筋トレや有酸素運動を積極的に取り入れている方も多いでしょう。
その中でも、ウォーキングを実際に行っている方も少なくありません。
しかし、気になるのがウォーキングで得られる効果。
本当に浮き輪肉を落とすことができるのでしょうか?
今日はそのあたりに注目して見ていきたいと思います。
ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
目次
ウォーキングで浮き輪肉を落とすことはできる?
日々蓄積していくお腹周りの脂肪…。
何とかしたくてウォーキングを行っている方もたくさんいます。
しかし、ウォーキングに浮き輪肉撃退効果はあるのでしょうか?
「痩せる=歩く」というイメージを持つ方は多く、確かにウォーキングは有酸素運動でもあるので効果がある気がしますよね。
ですが、残念ながら浮き輪肉を取るにはウォーキングではなく、筋トレが必要です。
ここからは、ウォーキングでお腹周りの浮き輪肉が取れない理由と、取るための対策について見ていきましょう!
1. ウォーキングでは浮き輪肉のお肉が取れない理由
ウォーキングは有酸素運動であり、カロリーを消費するのに適した運動です。
しかし、ウォーキングはカロリー消費の運動であって、体のシルエットを整えてくれる運動ではありません。
カロリーを消費して浮き輪が小さくなったと感じることがあったとしても、それはシルエットが変化したのではなく、シルエットが変わらないまま縮小されただけなのです。
2. お腹周りの浮き輪を取るには筋トレ!
浮き輪のお肉を取る、お腹の厚みを薄くする、くびれを作るなど、「体のシルエットを整える」「形状を変える」には筋トレが必要です!
気になる部位を引き締めて、形を整える、いわゆるボディメイクで行っていることはすべて筋トレです!
そのため、気になる部位に特化した筋トレエクササイズを行い、筋肉を収縮させることでシルエットを変化させているのです。
ボディメイクのためにウォーキングやジョギングを取り入れる場合もありますが、それはシルエットを変化させるというよりも、「足のむくみをとる」、「体を総合的に動かす」など別な目的のために行われています。
自分の思ったような効果や結果が出ないと、運動は長くは続きません。
目的別に合った運動をしっかり取り入れることが重要です。
お腹周りの浮き輪を取りたい方は、ぜひ筋トレを行うことをオススメします!
参考文献:ウォーキングではお腹まわりの浮き輪のお肉は取れません!! | パーソナルトレーナー伊藤みなみのブログ
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どのくらいの期間で浮き輪肉は引き締まっていくの?
実際に浮き輪肉を落とすまでにかかる期間はどのくらいなのでしょうか?
これは、正直一概に「このくらい!」と言える期間がありません。
というのも、ダイエット方法はさまざまあり、人それぞれやり方も異なります。
ただ、正しくダイエットを行うことができれば、内臓脂肪は1~3か月ほどの期間で減らせると考えられています。
内臓脂肪が減ると見た目がスッキリするだけではなく、将来の糖尿病や心臓病のリスクを減らし健康的な体を手に入れられます。
浮き輪肉を解消する方法は、ストレッチやエクササイズ、筋トレなど本当にたくさんのやり方が推奨されています。
中には、1週間で効果が出る!というものや、1日〇分だけで効果抜群!というものも!
最近では、動画などでも浮き輪肉を減らす方法などを見かけることも多いので、気になる方は実際に実践してみると良いかもしれません!
どの方法が自分に合うのか、どのやり方なら継続できるのかを見極めて、出来るだけ短期間で浮き輪肉を撃退できるよう頑張っていきましょう!
参考文献:お腹周りに浮き輪肉!?ぜい肉を落とすダイエット法を大公開 | 痩身専門Acure【京橋院・枚方院】
ウォーキングよりオススメしたい効果的な運動!
ウォーキングよりも筋トレが効果的であることは分かりました!
では、実際にどのような方法があるのかここでは見ていきましょう!
まず、ダイエットをしていく上で食事の管理は必要です。
ただし、今回のように浮き輪肉などの特定の部位を細くしたい!という場合、食事管理だけでは不十分だと考えられています。
では、何が必要なのでしょうか?
その答えは「筋肉トレーニング」です!
浮き輪がついているのは、体の前面だけではなく、側面や背面にもついていますよね。
そこを狙ってトレーニングをしていくことが重要なポイントです!
とはいえ、お腹だけのトレーニングをしてもNG!
体の背面にあたる「腰」のトレーニングも行うことが必要です。
腰のトレーニングは、浮き輪を減らすことだけではなく、
・くびれの出現
・ヒップアップ
・冷え改善
・腰痛改善
・姿勢改善
など様々な問題を解決することに繋がっているのです。
そこで、今日はオススメのトレーニング法について見ていきたいと思います!
気になる方はぜひ一緒に実践してみましょう!
バックエクステンション
脊柱起立筋をターゲットに狙う、バックエクステンション。
女性らしいしなやかな背中から腰へのラインを作るためにしっかり鍛えましょう!
・うつ伏せに寝転がり、耳の横に手を添える。
・ここから上体を持ち上げていく。
やり方はたったこれだけです!
このトレーニングのポイントは「背中を反らしすぎない」ことです。
脊柱起立筋に効かせるために、最も理想的とされるフォームは、背中を反らさずに背筋を真っ直ぐに保っている形です。
しかし、うつ伏せの状態から起き上がるにはどうしても背中を反らす形になります。
そのため、背中を反りすぎないようにするポイントとして、目線はセットポジション時のまま、上体を起こす動作につられて首を反らしてしまわないように注意しましょう。
上体を持ち上げることができたら、ゆっくりとセットポジションへ戻ります。
この動作を10~15回繰り返します。
ヒップリフト
ヒップリフトで狙っていきたいところは脊柱起立筋です!
そして、お尻のトレーニングも同時に行えるので、ヒップアップにも効果があります!
腰からお尻にかけて美しいラインを目指して頑張りましょう!
・まずは、仰向けで寝転がり、膝を90度に曲げた状態でしっかりと踏ん張れる体勢をつくります。
・腕は体から30度程度開き、こちらも床をしっかりと押せる位置に置きましょう。
・ここからお尻を持ち上げていきます。
目安は、膝・腰・肩が一直線になる位置まで持ち上げたら、脊柱起立筋とお尻の筋肉の収縮を意識します。
セットポジションまで戻します。
この動作を10回繰り返します。
10回目はお尻を持ち上げた状態でキープするのもGOOD!
お尻にかなり効く!家でできる簡単な筋トレのやり方やポイント!
サイドプランク
体幹を鍛えるためのトレーニングとしてよく用いられるプランク。
その中でも、今回はより腰方形筋にアプローチしやすいサイドプランクをご紹介します。
・肩の下に肘が来るような位置に上半身をポジショニングします。
・膝は曲げて体が真っ直ぐになるように、骨盤が前後傾しないようにします。
・腰を持ち上げる際は、床側のわき腹で腰を上へ持ち上げるようにしましょう。
・体が一直線になるように、腰が落ちないようにわき腹を意識します。
サイドプランクを始めた初期は、腰周りの筋肉の意識というのが難しいかもしれません。
しかし、繰り返し行うことでわき腹の筋肉に意識が向くようになるはずです!
基本姿勢から上の脚を大きく開いてみましょう!
上に上げた脚の重さが荷重となり、難しくなります。
脚を開くことによりお尻の横あたりの筋肉も使うことができます。
腰が落ちないように、しっかりとお腹周りに力を入れ耐えぬきましょう!
この状態を10秒キープします。
参考文献:浮き輪肉撃退に効果てきめん! 腰の筋トレ7つの方法 | 広島のパーソナルトレーニングジム|くびれ美人
浮き輪肉が落ちづらい理由は?
浮き輪肉が落ちづらいと言われる理由はなぜなのでしょうか?
その理由について、最後に見ていきましょう!
30代までは、軽い食事制限や運動をすれば腰回りがすっきりしたのに、40代以降、30代までと同じことをしていてもなかなか腰回りがすっきりしないとお悩みの方も少なくありません。
「歳を重ねて代謝が落ちてしまったから」、「産後に体型が変わってしまったから」などと言って、諦めてしまっている方もたくさんいます。
もちろん加齢に伴い代謝が落ちていることもありますが、一番大きな原因は腰回り周辺のお肉の「癒着」です。
学生の頃は、体育の授業や部活動で、体を動かしたり、捻じる動作もあったと思います。
しかし、大人になってから動く量や体を捻じる動きを行う機会はほとんどありません。
そのため、動かないところは癒着をし、どんどん脂肪をため込みやすい状態にしていってしまうのです。
ダイエットをして、体重は落ちたのに腰回りのお肉だけが落ちない場合も、この癒着を取ってあげることで腰肉を落としていくことが可能になります。
とはいえ、「癒着」の取り方として挙げられているのが、エステやマッサージ、鍼治療が最もポピュラーです。
しかし、これらは自分ではなかなかできませんよね。
そこで、自分自身で出来る、最も効果的な方法は「動く」こと!
これに尽きます!!
動くといってもポイントがあり、「最大に筋肉を縮めて、最大に伸ばす」。
この意識が癒着を取る上でとても大切になってくるので、ぜひ頭に入れておきましょう!
参考文献:腰肉が落ちないのは「癒着」が原因?【加齢とともに増える「浮き輪肉」をごっそり落とす方法】 | ヨガジャーナルオンライン
まとめ
浮き輪肉をなくすためにウォーキングを行っていた方、どんな方法で浮き輪肉を減らせば良いか分からなかった方、ズバリ、成功のカギは「筋トレ」にあります!
筋トレを行えば、有酸素運動での脂肪燃焼効果もアップされるので、今日ご紹介した方法を実践し、日常的に継続して行いましょう!
毎日習慣化することで、気付いた時には劇的な変身を遂げているはずです!
“理想の自分”を目指して一緒に頑張りましょう!
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