リュックによる肩こりを予防・改善するストレッチ!肩が凝る原因はなに?

リュックを担いでいる女性

肩こりの原因としてよく挙げられる「リュック」。

学生、社会人、バックパッカー、登山者など、リュックを使うシーンは様々です。

今日は、リュックを背負う方必見の肩こり解消ストレッチをご紹介します!

重い荷物を毎日背負っていると、肩が痛くなって負担が大きくなりますよね。

この記事では、肩こりを和らげる効果的なストレッチ方法と、リュックの正しい背負い方について詳しく解説します。

肩こりに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

それでは、早速見ていきましょう!



目次

リュックによる肩こりを改善するストレッチのやり方!

重い荷物を持って肩が凝る…というお悩みを抱えている方、きっと少なくないはずです。

現代人が抱える体の凝りや痛み。

その多くは“筋肉が硬くなっていること”が原因です。

筋肉が硬くなると、血管が圧迫されて血流が悪化し、疲労物質となる老廃物が溜まります。

その結果、凝りや痛みといった不調が起こってしまうのです。

硬くなった筋肉を柔らかくし、溜まった老廃物を取り除くには、毎日のストレッチが効果的とされています。

ここでは、いくつかのストレッチをご紹介していきますので、一緒に実践していきましょう!


重いリュックによる肩こりに!

重いリュックを背負うと、首から背中にかけての筋肉がガチガチに。

こまめにストレッチをするだけで、背中の張りや首の凝りも解消できますよ!

やり方

1. 背筋を伸ばして椅子に座り、頭の後ろで両手を組む。

2. 肘を絞り込みながら、頭を真下に落としていく。

そうすることで、首の後ろから背中にかけての部分が自然と伸びていきます。

ポイント

腋(わき)が開いていると上手く伸びないので、肘を絞り込むイメージで腋を閉じることが大切です!


肩こりで頭痛がするという方に!

肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると、血と酸素が十分に行き渡らず、頭痛の原因に…。

デスクワークが多い人によく見られる症状ですが、リュックによる肩こりを放置している場合でも、頭痛を引き起こす可能性があるので、肩こりを感じたら早めの対処をしていきましょう!

やり方

1. 椅子に座り、両腕を前で交差して指を絡める。

2. そのままの状態で背中をぐーっと丸める。

3. 指先を斜め上に突き上げ、背中の筋肉・菱形筋が突っ張るくらいまで伸ばせればOK!

ポイント

ただ腕を交差するだけではなく、背中を意識的に丸めて絞り上げるイメージで行いましょう!

ちなみに、どちらのストレッチもかける時間は20秒×3セットです!

「1回20秒」は筋肉がほどよく伸びる目安の時間です。

これを3セット、トータル1分間を目指して行うとGOOD!

ストレッチをはじめたばかりでキツイ場合は、秒数やセット数を調整しましょう!

また、ストレッチをするときに気をつけたいのが「反動をつけないこと」です。

無理に伸ばすと筋肉が収縮し、ケガの原因にもなりかねません。

じわーっとゆっくり伸ばす動きを心がけて行いましょう!

参考文献:肩こりで頭痛、パソコン仕事で猫背…“1分ストレッチ”で解消! | ananニュース – マガジンハウス

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リュックで肩こりになる原因は?

リュックは両手を空けながら多くの荷物を背負うことができる便利なグッズです。

ただし、肩で荷物を支える性質から肩こりを引き起こすことが多くあります。

リュックを使用する際には、肩こりの原因を押さえておくことが重要です!


正しくリュックを背負えていない

リュックによる肩こりの原因のひとつとして覚えておきたいのが、肩に負担をかける背負い方をしていることです。

リュックの構造をよく見てみると、2つの肩ベルトが肩から背中のラインに巻き付いています。

これは肩と背中の両方で荷物の重さを分散することが目的です。

肩に負担をかける背負い方としては肩ベルトが長すぎる状態が挙げられます。

ベルトが長いと荷物の重さが肩にだけ圧し掛かることになり、肩こりを引き起こすというわけです。

また、左右の肩ベルトの長さが異なると片方の肩に負担が集中し、そこから肩こりが生じてしまうケースも考えられます。


荷物が重すぎる

リュックは多くの荷物を運ぶことができるグッズですが、あまりにも大量の荷物を詰め込んでしまうと肩を痛める要因になります。

重すぎる荷物を背負っていることもまた、リュックによる肩こりの原因です。

リュックを背負っていて肩が痛む場合は荷物の中身を見直してみましょう!

また、リュックを長時間背負うことも肩への負担を増やす要因になります。

荷物の量が少なくても長時間背負うことで肩が疲労し、肩こりに繋がることもあるので注意が必要です。


ベルトが細い

肩ベルトが細い場合、リュックによる負担が分散されることなく肩に食い込むため、肩に負担がかかってしまい、肩こりにつながってしまいます。

反対に、幅広の肩ベルトであれば肩にかかる負担が少なく、肩こりになりにくい傾向にあります。

肩こりの予防を前提としているなら、肩ベルトの太さに注目して選ぶと良いでしょう!

参考文献:肩こりを防ぐリュックの背負い方とリュックによる肩こりの原因を解説! | TENTIAL[テンシャル] 公式オンラインストア



リュックに入れる荷物の入れ方は?

肩への負担を軽減する方法の中でも、根本的な解決策といえるのが、リュックに詰め込む荷物を少なくすることです。

リュックが肩にかける負担は荷物の量や背負っている時間によって決まります。

肩こりの予防や改善を目的とするなら、どちらかを減らすことを考えましょう。

荷物を減らすための工夫としては必要最低限のものだけを選別する、同じ性能を持った軽いものに替えるといった方法が挙げられます。

また、長時間肩に負担をかけないようにリュックを頻繁に下ろすことも肩こり対策としては効果的といえます。

現代人、特に女性は荷物が多い傾向にあり、全国調査では女性600名のカバンの平均の重さは2,2kgとの結果が出ています。

実際に小さい子供がいるママたちのバッグは2kg~3kgの方が多いので、平均よりも重く、肩に負担がかかっていることになります。

重ければ重いほど体への負担が増しますが、詰め方次第で負担を軽減できます。

ポイント

正しい荷物の詰め方

1. (底)軽いもの→重いものの順番で詰める

2. 重いものは片方に寄せず、中心に入れるか分散させる

まず、おむつや服などをリュックの底に入れ、次に水筒やタブレットなど重いものを乗せるように入れましょう。

不思議ですが、これだけでもかなり体感する重さが変わりますよ!

参考文献:肩こりにおすすめ!正しいリュックの背負い方と選び方|Fuente Blog(フェンテ ブログ)│ママのハッピーライフを応援します



リュックの背負い方をチェック!

最後に、肩こりにならないためのリュックを背負う時のポイントを2つご紹介していきますので頭に入れておきましょう!


体にフィットさせる

リュックによる肩こりに悩まされない方法として最初にご紹介するのは、体にフィットする背負い方と肩に負担をかけにくいリュックの選択です。

リュックが腰まで落ちないように、肩ベルトの長さを調節することが体にフィットさせる背負い方のポイントになります。

最近ではビジネス用のリュックであっても、肩ベルトが広く肩に負担をかけにくいものが登場しているため、こうしたリュックを活用するのも肩こり対策のひとつです。

また、腰ベルトや胸ベルトといった補助のベルトがついていると、肩への負担を分散しやすくなります。


タオルを使う

重い荷物を長時間背負うことを余儀なくされた場合は、タオルを使って肩への負担を和らげてみましょう。

ハンドタオルを用意してリュックを背負ったら、肩ベルトと胸の隙間にタオルを通してください。

肩ベルトを内側に寄せるような形でタオルを結ぶと、肩への負担を大きく軽減することが可能になります。

このような形で結ばれたタオルは登山用のリュックなどに付いている胸ベルトと同じ原理で、肩にかかる圧力を分散しています。

肩だけでリュックを背負っている時よりも体への負担が少なくなるので、タオルを持っている時にぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?



肩こりに関するよくある質問

肩こりの原因は何ですか?

肩こりの原因は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、姿勢の悪さ、運動不足などが主な要因です。

これらの要因によって、首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで肩こりが発生します。

また、ストレスや睡眠不足も肩こりを悪化させる要因となります。

重いバッグを片方の肩にかけ続けることや、冷えによって筋肉が固まることも肩こりの原因となるため、日常生活での姿勢や習慣に注意することが重要です。


肩こりを緩和するための簡単なストレッチはありますか?

肩こりを緩和するための簡単なストレッチとして、肩甲骨回しがおすすめです。

まず、肩幅に足を開いて立ち、両肩を耳に近づけるように持ち上げます。

次に、肩甲骨を大きく回すように前から後ろへ円を描くように動かします。

これを10回繰り返し、反対方向にも同様に行います。

また、首のストレッチも効果的です。

座った状態で背筋を伸ばし、片方の手で頭を反対側にゆっくりと引き寄せ、首筋を伸ばします。

反対側も同様に行い、それぞれ10秒程度キープします。


肩こりに効果的なマッサージ方法は何ですか?

肩こりに効果的なマッサージ方法として、自分でできる簡単なものに指圧があります。

まず、肩の凝っている部分を親指でゆっくりと押し、10秒ほどキープします。

その後、少しずつ指の位置を変えながら、肩全体をまんべんなく押していきます。

これを繰り返すことで、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。

また、テニスボールを使ったマッサージも効果的です。

壁にテニスボールを当て、肩甲骨周辺を押しながら体を動かすことで、深い筋肉までほぐすことができます。


肩こりを予防するための日常生活での注意点は何ですか?

肩こりを予防するためには、まず正しい姿勢を保つことが重要です。

デスクワークをする際は、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせるように心がけます。

定期的に休憩を取り、軽いストレッチや肩を回す運動を行うことで、筋肉の緊張を緩和します。

また、適度な運動を習慣化することで、血流を改善し、肩こりの予防につながります。

さらに、重いバッグを長時間持たないようにし、左右の肩に均等に負担がかかるように工夫することも大切です。


肩こりがひどくなった場合はどうすれば良いですか?

肩こりがひどくなった場合は、まず温熱療法を試してみると良いでしょう。

温かいタオルやカイロを肩に当てることで、血流が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。

また、専門のマッサージや整体を受けることも効果的です。

さらに、医師に相談して、痛みや炎症を抑えるための鎮痛薬や筋弛緩薬の処方を受けることも考えられます。

肩こりが慢性化する前に、適切な対策を取ることが重要です。



ストレッチに関するよくある質問

ストレッチを行う最適なタイミングはいつですか?

ストレッチを行う最適なタイミングは、運動前と運動後の両方です。

運動前には、動的ストレッチを行うことで筋肉を温め、可動域を広げ、怪我の予防につながります。

運動後には、静的ストレッチを行い、筋肉をリラックスさせ、血流を促進することで、疲労回復を助けます。

また、朝起きたときや夜寝る前にストレッチを行うことで、体をリフレッシュさせたり、リラックス効果を得たりすることもできます。


ストレッチの効果を最大限に引き出すためにはどうすれば良いですか?

ストレッチの効果を最大限に引き出すためには、正しいフォームと適切な時間をかけて行うことが重要です。

まず、無理な姿勢や強引な引き伸ばしを避け、ゆっくりと呼吸をしながら行います。

各ストレッチポーズは、20〜30秒程度キープし、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。

また、定期的にストレッチを行うことで、柔軟性が向上し、効果が持続します。

全身の筋肉をバランスよくストレッチすることも効果的です。


ストレッチを始める際に気をつけるべきことは何ですか?

ストレッチを始める際に気をつけるべきこととして、まず体を軽く温めることが重要です。

ウォーミングアップを行うことで筋肉が柔軟になり、ストレッチの効果が高まります。

冷えた状態でストレッチを行うと、筋肉や関節に負担がかかりやすくなるため注意が必要です。

また、無理な力を入れず、自分の体の状態に合わせて行うことが大切です。

特に、痛みを感じたらすぐに中止し、無理せずリラックスして行いましょう。


ストレッチはどのくらいの頻度で行うのが良いですか?

ストレッチは毎日行うのが理想的です。

特に、デスクワークや長時間の座り仕事をしている人は、1日に数回の短時間でも効果的です。

例えば、朝起きたとき、仕事の合間、就寝前などに5〜10分間のストレッチを取り入れると良いでしょう。

定期的に行うことで、筋肉の柔軟性が向上し、血行が良くなり、疲労やストレスの軽減にもつながります。

無理のない範囲で、継続的に行うことが大切です。


ストレッチによって得られる具体的な効果は何ですか?

ストレッチによって得られる具体的な効果として、まず筋肉の柔軟性の向上が挙げられます。

これにより、関節の可動域が広がり、運動パフォーマンスが向上します。

また、血行が促進されることで、筋肉の緊張が緩和され、疲労回復が早まります。

さらに、ストレッチはリラクゼーション効果もあり、ストレスの軽減や心身のリフレッシュにも役立ちます。

定期的にストレッチを行うことで、全体的な健康状態の改善にも寄与します。

肩こりのストレッチまとめ

リュックは重い荷物を一度にたくさん運ぶことが可能なため、小さなお子さんがいるママたちやバックパッカーなどには非常に便利なグッズです。

その反面、重い荷物を長時間背負っていると、肩への負担は想像以上のものに…。

普段からリュックを背負うという方は、荷物の見直しや背負い方を今一度確認してみると良いかもしれません!

肩ベルトを調整してみる、荷物を減らしてみるなど、必ずできる対策があるはずです!

これらの方法でリュックに起因する肩こりを一緒に改善していきましょう!


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