出産後、頭を悩ますお腹のたるみ。
「え?いつの間に?」と驚く人も多いはず。
妊娠前はスリムな体型だった方でも産後はどうしてもこの悩みがつきものです。
これをきっかけにダイエットを決意する人も多いでしょう。
そこで気になるのが、たるみは放っておいても取れるものなのでしょうか?
それとも、運動を始めとした努力が必要…?
今日は産後のお腹のたるみについて詳しくチェックしていきたいと思います。
それでは、早速見ていきましょう!
産後のお腹のたるみを取る効果的なダイエット方法!
産後のお悩み代表といえば「ぽっこりお腹」。
体重は戻ったものの、お腹だけがへこまない…そんな方も少なくないと思います。
どうやったらお腹のたるみが改善できるのでしょうか?
そもそも妊娠によるお腹の膨らみは、風船のようなイメージ。
一度パンパンに膨らんだ風船は、しぼむと張りがなくなります。
妊娠によってある程度皮膚が伸びてしまうのは仕方がありませんが、お腹のたるみは皮膚の肌サイクルが正常に働けばある程度元に戻っていきます。
この肌サイクルをコントロールしているのが「自律神経」。
自律神経は背骨の中を通っていて、実はたるみと姿勢は関連性があるのです。
姿勢を整えることで体の負担が減り、肌の代謝も良くなります。
つまり、姿勢の改善によってたるみは軽減できるのです!!
ただし、背骨を自分で正すのは難しいので、ここはプロの力を借りるべき!
姿勢改善も自己流ではなかなか良くならないので、専門家のアドバイスを受けましょう。
背骨の良い状態をキープするには姿勢習慣が欠かせないので、授乳姿勢や座り姿勢など、毎日の姿勢に気をつけ、腹筋を鍛えるなどのエクササイズを意識して行いましょう!
次にお腹のたるみを取る簡単なエクササイズをご紹介していきます!
ぜひ、気になる方は試してみてくださいね!
ぽっこりお腹をへこませるには、やっぱり腹筋を鍛えるのが手っ取り早いです。
自宅でテレビを見ながらはもちろん、育児をしながらエクササイズもOK!
①イスに座り、お腹に手を当てる。
※手を当てるのは意識するためなので、手を当てなくてもOK!
②鼻からゆっくり息を吸い、息を「ふぅ~」と吐きながらお腹をへこませていき、これ以上吐けないところまで吐ききって、お腹をへこませる。
そこからさらにひと息「ふっ!」と吐き、お腹をへこませる。
※最後息を吐ききるときは、お腹と背中がくっつくのではないかというくらい薄く、硬くするイメージで行ってください。
これを5~10回行うだけで十分腹筋は鍛えられます。妊娠中や産後すぐでもOK!
出産は体をリセットする絶好のチャンスです!
体の変化を嘆くのではなく、自分の体と向き合い、しっかりケアをし、さらなる健康&キレイを目指しましょう!
参考文献:出産してもお腹は勝手にへこまない?ぽっこりお腹の原因は◯◯にあった!【産後ダイエット】 | Domani
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産後ダイエットを行うときの注意点!
産後、運動を始める場合は、必ず主治医と相談してから行うことがオススメです。
出産後は、妊娠前よりも筋肉の量が減っているケースが多く、ケガをしやすい状態なので、決して無理はしないでください。
【産後ダイエットの注意点】
・急に激しい運動をすると、尿漏れや産褥痛などが起こる可能性があります。
運動を始める際は無理のない適度な運動を心がけましょう。・「痩せなきゃ!痩せなきゃ!」と自分を追い込むと、
余計なストレスを抱えてしまうことも。やりすぎには注意しましょう!
また、産後は悪露(おろ)、子宮復古といった誰にでもあることをはじめ、マタニティブルーや産後うつ、産褥熱、血栓性静脈炎、乳腺炎といった心身の異常も起こりえます。
産後は、基本的には安静にしておく期間です。
激しい運動はもちろん、なるべく心身ともに負担をかけないようにして、赤ちゃんとの生活・育児に慣れていくことを最優先にしましょう!
参考文献:【医師監修】 産後ダイエットに効果的!おすすめの4つの方法 | マイナビウーマン子育て
お腹のたるみが取れにくい原因は?
「出産前はこんなにお腹出てなかったのに…」と悩むママは、とても多いです。
ぽっこりお腹の原因は腹筋の弱さと姿勢の崩れから起こります。
腹筋(腹直筋)は赤ちゃんの成長にともない、お腹が大きくなることによって引き伸ばされてしまうので、どうしても弱くなってしまいます。
人によっては「腹直筋離開」という、腹筋が部分的に裂けた状態、簡単に言えばお腹の肉離れのようなことが起こる人もいます。
程度の差はありますが、実は妊婦さんのほとんどがこの状態になっているのです。
基本的に痛みはないため、ほとんどの人は気づかず、軽いものは自然と治りますが、腹筋の弱さは姿勢に大きく影響すると言われています。
腹筋が弱っていると腰が反りがちになり、妊娠時のようなお腹をつきだした姿勢に…。
すると、たちまちぽっこりお腹に見えてしまうというわけです。
産後は骨盤のケアも重要ですが、それと同じくらい姿勢改善と腹筋のケアが重要です!
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お腹のたるみはいつまで続くの?
妊娠中に引き伸ばされ、弱った腹筋はすぐには戻りません。
産後、半年経っても1年経ってもお腹がへこまない…と悩むママは多いですが、きちんとケアをすれば改善は可能です!
ぽっこりお腹を解消するには、まず妊娠中に衰えた腹筋を鍛えること。
それから姿勢の改善、特に反り腰を改善することが大切です。
ただし、腹筋エクササイズは腹直筋離開を考慮しなくてはならないので、一度専門家に相談をしてからエクササイズを始めましょう!
産後の体は非常にデリケートなので、無理は禁物です。
自分の体と相談しながらダイエットを進めていきましょう!
何もしなくてもお腹のたるみは取れる?
残念ながら、一度できてしまった肉割れやしぼんだお腹のたるみは
完全には元には戻りません。
お腹のたるみは、子宮が大きくなるにつれお腹の筋肉や皮膚が風船のように伸びますが、出産でしぼみ、皮膚が余ってしまうことによって起こります。
腹筋や姿勢を良くすることによって体幹を鍛えることで多少の張りは戻りますが、完全に戻るか?と言われると難しいでしょう。
妊娠してお腹が膨らむと、腹筋がペラペラになって伸びてしまいます。
私たちの体は皮下脂肪の量だけでなく、筋肉がなくなると寸胴化してしまうので、産後にしっかりトレーニングをしないと筋肉が戻らずお腹が出てしまうのです。
産後の体型戻しには、ピラティスが良いと言われています。
姿勢保持筋と呼ばれる体幹部の筋肉をとにかく鍛えるようにしましょう!
参考文献:産後のお腹は、自然に戻らない。たるみ、ぽっこりお腹の解消法まとめ | 美的.com
まとめ
産後は、どうしてもぽっこりお腹に悩む女性が多いです。
しかし、それは妊娠・出産を通して頑張ってきた証!
おそらく少しの間はお腹のたるみとお付き合いしなくてはなりませんが、時期やタイミング、体調を見て軽い運動から体を動かし始めましょう!
育児や家事に忙しい毎日ですが、妊娠前の体型に戻るためにはしっかりトレーニングをする時間が必要になります。
体調が戻ってきたら無理のないペースで産後ダイエットをスタートさせましょう!
宮原恭樹のプロフィール
宮原恭樹(Koyju Miyahara)
大阪府出身 1994年生まれ
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
・日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者(JATI-ATI)
・赤十字救急法救急員
・トリガーポイントマスタートレーナー
【 コメント 】
初めてパーソナルジムへ行く時は、どんなトレーナーが指導をしているのか不安になりますよね。
私の1番のこだわりは、カウンセリングを行いながらお客様の緊張をほどいて、ストレスなく楽しんでトレーニングを受けていただくことを常に心がけていることです。
なりたい女性像や今抱えているお悩みなど、カウンセリングの時間をしっかり取ってたくさん会話をさせていただくので、不安を解消して今必要なトレーニングをご提案することができます!
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