日々忙しく毎日を過ごす現代人にとって、ホエイプロテインを摂取するタイミングは非常に重要です。
運動後や朝がベストと言われる中、寝る前のプロテインは太るのでは?と不安な方も多いでしょう。
どうしても仕事で帰りが遅くなってしまう…
でもプロテインを取り入れたい!という方に必見です!
寝る前のプロテイン摂取時のデメリットや注意点について、また「太るのか問題」についてもチェックしていきましょう!
寝る前にホエイプロテインを飲むと太る?
「寝る前の食事は太りやすい」なんて言葉をよく聞いたことがありますよね!
ってことはプロテインも同じなのでは?と考えている方もいるはずです。
結論から言うと、実はそうとも限りません!!
そもそもプロテインとは、体を作る素となる「タンパク質」のことです。
このタンパク質、実は三大栄養素(タンパク質・脂質・糖質)の中で、一番脂肪になりにくい栄養素なのです!
なので、同じ寝る前の食事だとしても、普通の食事をするのと、タンパク質を摂るのとでは話は別問題。
効率よくタンパク質だけを摂取できるプロテインなら、罪悪感なく摂ることができるというわけなのです。
Q. 寝る前に摂ると、胃に負担がかからない?
実際に、寝る前にタンパク質を摂ったら、次の日に胃もたれしちゃうなんてことはないのか心配になる方もいるかもしれません。
確かに寝る直前の飲食は、胃に負担をかけてしまう可能性があります。
なので、ベッドに入る1時間くらい前までに摂っておくのがオススメです!
そうすれば胃や腸もしっかり休ませることができますよ!
参考文献:寝る前のプロテインは太る!?デメリット&効果を解説!睡眠への影響は? | readcare(リドケア)
寝る前にプロテインを飲むデメリットや注意点
次に寝る前にプロテインを飲んだときのデメリット・注意点を順番に以下の3点を見ていきましょう!
①腸内環境が悪くなる可能性がある
プロテインを飲みすぎると、腸内環境が悪くなる可能性があります。
タンパク質を過剰摂取すると腸内に悪玉菌が増え、
・便秘
・肌荒れ
・老化促進
・高血圧
などに繋がり、健康に悪影響を及ぼしかねません。
プロテインは食事で補いきれないタンパク質を手軽に摂取できる反面、摂り過ぎると体の調子を崩すので注意しましょう。
②カロリーオーバーになる
タンパク質のカロリーは、1gあたり約4kcalです。
寝る前に限りませんが、プロテインを飲みすぎるとオーバーカロリーで太る可能性があるでしょう。
トレーニングやダイエット目的で飲むプロテインで太ってしまっては、本末転倒になってしまいますよね。
なお、プロテインのカロリーは種類により異なりますが、砂糖入りや味付きの製品はオーバーカロリーになりがちです。
寝る前にプロテインを飲むなら…
・低糖質
・低脂質
・タンパク質の含有量が多い
といったカロリーの低い種類を選びましょう。
また、1日のトータル摂取カロリーが消費カロリーを上回っていないかも必ずチェックしてくださいね!
特に夜間の飲食は栄養が必要以上に吸収されやすいので、プロテインの飲みすぎには十分注意しておきましょう!
③胃腸に負担がかかる
夜寝る前のプロテインは、胃腸に負担がかかるというデメリットも。
プロテインは、水とお茶と違い栄養素をしっかりと含んでいるためです。
就寝前に飲んでしまうと、休もうとしている胃腸に負担をかけてしまうことになります。
結果、胃痛や胃もたれの原因になることがあります。
プロテインを飲む際は、就寝前の30分~1時間程度に摂取しましょう。
参考文献:【注意】寝る前にプロテインを飲むデメリット3選!意識すべき3つのポイントを解説 | パーソナルトレーニングジムのT-BALANCE【公式】
寝る前のプロテインを効果的に飲むコツ!
プロテインを寝る前に摂取する際は、次の2つのポイントを意識してみましょう!
20gを目安に摂取する
寝る前に飲むプロテインの量は、先ほども記述した通り20gを目安にしましょう。
タンパク質は、多く摂るほど筋肉が増えるわけではありません。
タンパク質を過剰に摂取すれば、脂肪に変わったり尿で排出されたりします。
また、プロテインを飲みすぎると、下痢・腹痛・おならなどの症状を引き起こします。
胃腸の弱い人であれば、胃痛や胃もたれを引き起こす可能性もあるでしょう。
寝る前にプロテインを飲むなら少量ずつ取り入れて、お腹の調子を見ながら調整してみてくださいね!
食物繊維を摂取する
プロテインによる腸内環境の乱れを防ぐなら、食物繊維を積極的に摂取しましょう。
食物繊維は悪玉菌の減少に効果的だと言われており、善玉菌を増やす働きがあると言われています。
プロテイン摂取時に限らず、腸内環境を整えるためには食物繊維が欠かせません。
なお、食物繊維が豊富に含まれている食材例は以下の通りです。
・穀物類(玄米、胚芽)
・豆類(大豆、うずら豆、あずき)
・イモ類(さつまいも、里芋)
・果物類(みかん、グレープフルーツ、バナナ)
・キノコ類(しいたけ、しめじ、えのき)
・海藻類(わかめ、寒天、ところてん)
腸内環境の改善は健康にもダイエットにも欠かせない要素なので、食物繊維は日頃から積極的に摂取してみてくださいね!
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朝にホエイプロテインを飲むのはどう?
プロテインを摂取するタイミングについて、「プロテイン摂取はトレーニング後がベスト!」
「就寝前にプロテインを摂取するのが一番効果的!」などと様々な説がある中で、朝にプロテインを摂取するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
朝は体内のタンパク質が不足している状態になっています。
糖質や脂肪は体内にため込むことができますが、タンパク質はあまりため込むことができません。
就寝中には栄養を摂ることができないため、体内のアミノ酸レベルが低下してしまうのです。
体内のタンパク質が不足していると、時間の経過とともに筋肉を分解してエネルギーに変換してしまいます。
せっかくつけた筋肉が朝の栄養不足により失われてしまってはもったいないですよね。
朝起きたらプロテインを補給し、筋肉の分解を阻止しましょう!
Q. 朝がオススメの理由は?
筋肉が分解されてしまうのは、「血中アミノ酸濃度」が低下した状態になることが原因。
朝にプロテインを摂取することで、就寝時に低下した「血中アミノ酸濃度」を急速にリカバリーできるので、筋肉の分解を防ぐことができるのです。
つまり、筋肉を増やしたい場合は、朝(起床時)にプロテインを飲むことが重要となります!
参考文献:プロテインの朝摂取は良いの?|朝プロテインのメリットについて専門家に徹底取材 – CUSTOMLIFE(カスタムライフ)
運動をしないでプロテインを飲んでも太らない?
“プロテイン”と聞くと、筋トレをしている人たちが飲むイメージがあることや、運動をしている人たちの飲み物なんてイメージがあるかもしれません。
ですが、実はこれは大間違い!
プロテインとは、タンパク質のことなので、効率よくタンパク質を摂るためのサプリメントのようなものなのです!
タンパク質は体を作るもとになる栄養素で、筋肉の材料にもなります。
筋トレする人がプロテインを摂っているのは、筋肉を育てるために必要なタンパク質を補給するためなのです!
とはいえ、普段運動をしない人がプロテインを飲んだら太ったりしないか…
そんな不安を抱えている方も多いかもしれません。
結論から言うと「太らない」です!
先述の通り、プロテインとはタンパク質のことです。
タンパク質は三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の中で、一番脂肪に変わりにくい栄養素なのです。
すなわち…
同じカロリーを摂るなら、タンパク質が多い方が太りにくいのです!
その上プロテインなら、余計な脂質や糖質を抑えつつ、タンパク質を摂ることができるので、むしろ食事で摂るより太りにくいのです。
参考文献:運動しない人もプロテインを摂って良い?太る?ダイエットにおすすめな理由とは | readcare(リドケア)
まとめ
寝る前にプロテインを飲んだら太らないかな?と不安になるのは当然。
プロテインの知識が少ない方なら尚更でしょう。
しかし、寝る前のプロテインはデメリットばかりではありません。
最大のメリットは、タンパク質を効率よく吸収できることです!
その結果、基礎代謝の低下を防ぎ、睡眠の質を上げる効果も期待できます。
プロテインのメリット・デメリットをしっかり理解し、自分に合ったタイミングで上手く活用していきたいですね!
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