肩こりが原因で起こる頭痛…。
なかなか良くならない肩こりの症状…。
皆さんもこれらの症状に悩まされてはいませんか?
ストレッチをはじめ解決策はありますが、実際何をしたらいいか分からないという方も多いはず。
また、肩こりの主な原因や予防策なども併せてご紹介していきますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
肩こりによる頭痛がひどい人にオススメしたいストレッチ!
肩こりによる頭痛を経験したことがある人なら、この辛さが分かるはず…。
ここでは、肩こり解消に効果的!
頭痛がひどい人にオススメのストレッチをご紹介していきます!
肩まわし運動
肩をまわして肩甲骨を大きく動かすことがポイントです!
肩甲骨が動けば動くほど、周囲の筋肉がほぐれていきます。
やり方
1. 肩に手を置き、後ろ回しに回します。
※この時、上半身も一緒に動かすとOK!
上半身全体を伸ばすことができますよ!
2. 反対側の肩も同様に回します。
ポイント
肘を高く上げ、二の腕が耳をかするように大きく動かしましょう。
背中手つなぎストレッチ
やり方
1. 背中で手と手をつなぎ、5~10秒キープします。
ポイント
手が届かない場合は、無理をせずに行いましょう。
また、タオルの端と端を持ってキープしてもOK!
どちらも朝起きた時や、お風呂上りで体が温まった時に行うのがオススメです。
簡単ストレッチを習慣にして、肩こりから解放されましょう!
肩こりや頭痛は眼精疲労が原因に場合もあります。
目が疲れていると感じる人は、目の健康度をチェックしましょう!
参考文献:ひどい肩こり・首こり・頭痛を解消!専門家が教える簡単ストレッチ|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社
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肩こりの主な原因はどこにある?
普段は意識していない人も多いかもしれませんが、実は頭の重さは5~6キロあると言われています。
そんな重い頭を支えているのが首と肩です。
日本人は欧米の人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉が華奢にできているため、肩こりを起こしやすいと言われています。
特に中年以降は骨や筋肉が弱くなるので注意が必要です。
そもそも肩こりの原因は数十種類もあり、人によってさまざまです。
その中で特に多いのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」で、肩こりの4大原因とされています。
また、最近では肩こりと血圧の関連も注目されています。
従来は低血圧の方に肩こりが多いとされていたのですが、反対に高血圧の方も少なくないのです。
肩こりの原因によって予防法も異なりますので、自分の肩こりの原因や特徴を知ることが最優先です。
では、実際にこれらの原因について詳しく見ていきましょう!
パソコンやスマホに要注意!
肩こりの4大原因のうち「同じ姿勢」と「眼精疲労」は、主にデスクワークや読書、細かい手仕事などによって起こります。
特に最近は、パソコンやスマホの長時間使用による肩こりが多いです。
これらの作業をする時、多くの方は首を少し前に突き出す姿勢になっています。
また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなりがちです。
こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こしやすくなるのです。
また、細かい文字を見続けると、目やその周囲の筋肉が緊張し、それと同時に首や肩も緊張します。
特にパソコンやスマホの場合、光源を見つめているのと同じなので、目が常に緊張を強いられ、まばたきの回数が減ります。
(通常は毎分15~20回程度。PC、スマホ作業中は毎分1~2回に激減。)
そのため、ドライアイから眼精疲労を起こし、それも肩こりの原因となるのです。
日常生活に運動を取り入れる!
肩こりの4大原因のうち「運動不足」と「ストレス」は、日常の習慣が背景になっていることが多いです。
それだけに生活を見直し、肩こりを起こしにくい習慣をつけることが大切です。
肩こりを起こしている時の首や肩は血流が悪くなっていて、新鮮な酸素や栄養分が伝わりにくく、疲れやすい状態になっています。
それを改善するのに有効な方法が適度な運動と言われています。
Q. 肩こりと高血圧の関係とは?
一般に、低血圧の方に多く見られる症状に、手足の冷え、立ち眩み、肩こり、疲労感などが挙げられます。
そこに共通しているのは、血流があまり良くないために起こるという点です。
では、高血圧の場合はどうなのでしょうか?
高血圧の患者さんに多く見られる症状には、めまい、肩こり、頭痛、動悸などがあります。
その中には、やはり血流の悪化と関係した症状も少なくありません。
高血圧にはいくつかのタイプがありますが、例えば加齢などが原因で動脈硬化を起こすと、血管が狭くなって血流障害が生じ、血圧も高くなります。
また、ストレスを受けた時にも交感神経の働きなどで血管が狭まり、血圧が上昇するので、ストレスが慢性化すると高血圧を引き起こすとされています。
こうした高血圧と関係の深い要因が、肩こりとどう関係しているのかは、実はまだ解明されていません。
しかし、どちらも血流の悪化をともなう点は共通しており、そのために併発しやすいと考えられています。
肩こりがあるからといって高血圧とはいえませんが、今までよりも肩こりがひどくなった、急に肩こりに悩まされるようになった、という症状を感じたら、一度血圧測定をしてみましょう。
それが高血圧の早期発見や、高血圧の治療による肩こりの改善に繋がることもあります。
これらの原因の予防法についてはこの記事の最後でご紹介していますので、そちらも併せてチェックしてみてくださいね!
参考文献:肩こり5つの原因(血圧、同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、ストレス)と予防策 | オムロン ヘルスケア
肩こりがなかなか良くならない時はどうする?
なかなか良くならない肩こりを放置していても、改善する見込みはありませんよね。
ポイント
肩こりの対処法としては、凝り固まった筋肉をほぐし、正しい姿勢を維持するために必要な筋肉を鍛えることが基本なのです!
なので、筋肉をほぐすためのストレッチはもちろんのこと、正しい姿勢を維持するために必要な筋肉を鍛えるための運動をやっていくことで、ある程度の症状の改善が期待できます。
筋力を強化する体操
正しい姿勢をキープできないのは、姿勢を維持するための筋力が弱まっているためでもあります。
ストレッチとあわせて筋力を強化し、正しい姿勢を手に入れましょう!
<やり方>
1. 両手を組んで額に当てる。
2. 手と頭で押し合うように軽く力を入れる(5~10秒キープ!)。
3. 今度は後頭部で手を組んで、同時に手と頭で押し合う(5~10秒キープ!)。
4. この一連の流れを2セット行う。
5. 右手を頭の右側に当て、手と頭とで軽く押し合う(5~10秒キープ!)。
6. 左側も同様に行う。
7. これらも2セットずつ行う。
温める方法
なかなか良くならない肩こりを緩和するためには、温めるのもGOOD!
慢性的な肩こりは、疲労物質や痛み物質が留まっている状態ですから、それを流す目的で温めてみましょう!
温める際は、ホットタオルや使い捨てカイロを利用するのが手軽でオススメです。
肩こりを緩和する目的で販売されている温熱シートを利用するのもOK!
入浴はシャワーで済ませる人も少なくありませんが、湯船につかると全身を温めることができます。
首まで浸かって、首から肩にかけて温めるようにしましょう。
湯船の中で、肩を動かしたり、凝りの部分を手でもみほぐしたりすると、疲労物質や痛み物質を排出しやすくなります。
※ただし、入浴時間は長ければ長いほど良いということではないので、のぼせない程度に浸かるようにしましょう。
15~20分程度が目安です。
参考文献:なかなか治らない肩こりをどうにかしたい!原因や緩和方法とは | ぷらす鍼灸整骨院グループ
肩こりを予防する方法は?
予防のためには、首や肩の筋肉に緊張が続かないよう、正しい姿勢を保ち、普段から体を動かすよう心がけましょう!
正しい姿勢を習慣づける
背骨のS字カーブを意識しながら、正しい姿勢を保つよう心がけましょう。
例えば、猫背のように頭の位置が前に出ると、頭の重心も前に移動します。
机に向かって首を前に曲げ、手先の仕事を長時間行うなどもNG!
この姿勢を続けていると、肩や首の筋肉は正常な姿勢の時と比べると、大きな負担を受けていることが分かっています。
常日頃から背筋を伸ばし、首・肩の筋肉をリラックスさせてあげましょう。
また、長時間、前かがみの姿勢で作業を続ける時は、時々休憩して、首を回す、肩を動かすなど、筋肉をほぐすようにしましょう。
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運動、スポーツで筋力アップ!気分転換も!
運動やスポーツで、肩のまわりの筋力をつけ、股関節などをよく動かしましょう!
水泳、バレーボール、テニス、エアロビクス、ヨガなどの全身を動かすものが特にオススメです!
そのほか、精神的な緊張をほぐし、ストレスを軽減することも大切です。
軽いジョギングやウォーキングなど、気分転換を図りやすい運動を定期的に取り入れて行っていきましょう!
有酸素運動としてウォーキングをする時の正しい方法やポイント!
クセを見直すことも大切!
いつも左側にカバンをかけている、同じ場所に座り同じ方向からテレビを見ている、片方だけ足を組むなど、習慣的に偏った筋肉を使っていないかどうか、見直してみることも重要なポイントです。
たまには違う肩にカバンをかけてみるなど、日常的なクセを直すことでも、肩こりが起きにくく改善されていきます。
参考文献:肩こりの予防|くすりと健康の情報局
まとめ
今日は、肩こりによる頭痛がひどい人にオススメしたいストレッチや、肩こりの原因、対処法など詳しくチェックしてきました。
いかがでしたか?
普段、無意識にしている行動が肩こりの原因になっていたり、PCやスマホなどが要因で悪い姿勢が続いているという方も多いはず。
なおさら、自分自身の癖というものがいまいち分かっていない…
という方も少なくありません。
まずは、肩こりの原因が何に当てはまっているのかを理解し、その対処法や予防策を一緒に考えていきましょう!
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