女性なら誰でも一度は悩んだことがある「脚のお悩み」。
きれいに真っ直ぐ伸びた脚は憧れでもあります。
しかし、理想とは反対にO脚に悩む方も少なくありません。
綺麗な歩き方や改善の方法はあるのでしょうか?
また、なぜO脚になってしまうのか…
その原因についても詳しく見ていきたいと思います!
それでは、早速見ていきましょう!
O脚改善に効果的!綺麗な歩き方!
O脚に悩む方は意外にも多く、その原因も様々あります。
ここでは、O脚を改善するのに効果的な歩き方について見ていきましょう!
まず、O脚を治すためには正しい歩き方を身につけることが大切です。
O脚改善につながる歩き方のポイントは以下の通りです。
・背筋を伸ばして真っ直ぐにする
・重心は気持ち前にする
・つま先を正面に向ける
・踏み出す足を約1~2cm高く上げるよう意識する
・足裏全体で着地する
・脚は伸ばしきらず、遊びを持たせる
O脚だと膝が自動的に外に向きがちなので、意識してつま先を正面に向けることが重要なポイントです!
足指先、指の付け根、かかとの3点で着地できれば、足裏全体で着地の衝撃やねじれを吸収できます。
また、膝を伸ばしきらずに軽く曲げた状態をキープすることで、ひざや足首など関節への負担を減らすことができます。
参考文献:O脚の原因と自分で治すストレッチ方法を詳しく解説!特徴や基準、メカニズムも : たけだ整体院・整骨院
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O脚の基準はあるの?
そもそも、O脚とは「両ひざが外側に湾曲し、左右の内くるぶしを揃えたときにひざの打合が接しない状態」と定義されています。
理学療法など専門的には内反膝とも呼ばれ、両ひざがそれぞれ内反し脚全体の形が「O」に見える状態です。
また、直立からひざを曲げた際には、両ひざが外側に向くのもO脚の特徴です。
実際にO脚の人は、下記のような悩みを抱えやすいとされています。
・下半身の方が上半身よりも太く見える
・無意識にひざをくっつけて立つ癖がある
・レギンスやぴったりしたパンツが似合わない
・ひざ上丈のスカートが苦手
・スーツなどを着るとガニ股に見える
・鏡に映る脚が湾曲して見える
これらに当てはまる項目が多いほど、O脚である可能性が高くなります。
O脚になる原因は?
実際にO脚の原因として、代表的なものは次の3つです。
・筋力不足
・長時間のガニ股や姿勢の悪さなどの習慣
・先天的、生まれつき
筋肉の中でも太ももの内側にある内転筋が、O脚と深く関係しています。
内転筋は股関節を閉じるときに使われますが、筋力が弱まっているとイスに座ったまま両ひざを閉じてキープするのが辛く感じます。
そして、内転筋は太ももの外側の外転筋とともに骨盤を支える役割があり、筋力の低下から骨盤が歪み、O脚の原因となってしまうのです。
また、普段の歩き方がガニ股寄りだと、自動的にひざが開きやすくなります。
長時間のデスクワークやスマホの使いすぎは、猫背など姿勢の悪化を招き、結果的に体幹やひざ関節まわりの筋肉も正しく使えなくなるのです。
さらに、横座りや足組み、背もたれによりかかるなどの座り方もO脚へと繋がります。
一部の人のO脚は、先天性で生まれつき股関節や股関節が変形する病気や、出生直後にくる病などが原因の場合もあります。
この場合は、自分だけの努力や生活習慣の見直しのみでの改善は難しいため、専門的な治療が必要となってくることが多いでしょう。
O脚でいるとどんな症状が出る?
ちなみに、O脚には様々なタイプがあると言われています。
・ひざが正面を向いているO脚
・ひざが内側を向いているO脚
・ひざから下のすき間が目立つXO脚 など。
これらのO脚が気になった時点で、出来るだけ早くO脚矯正などを行うとGOOD!
O脚は見た目だけの問題だけではなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性もあります。
ひざの痛み、トラブルの原因はO脚、悪い歩き方が原因のほとんどです。
日本人の8割が悪い歩き方をしているというデータもあるほど…。
O脚や悪い歩き方を放置したままにしておくと、歳を重ねるとももにひざの痛みを訴え、我慢できずに整形外科を受診し、ほとんどの方がひざの痛みの原因「変形性膝関節症」と診断されます。
膝関節が変形し、激痛を伴い炎症を起こし水がたまります。
O脚、悪い歩き方の全ての人が股関節に痛みが出るとは限りませんが、そのままにしておくとひざに不自然な加重がかかり変形と痛みが、老化とともに進行してしまうので注意が必要です。
O脚、悪い歩き方はひざや体にどれだけ悪い影響を及ぼすことか、痛みを感じる前に早く、O脚矯正、正しい歩き方に取り組まれることをオススメします!
参考文献:(O脚X脚)主な症状 – みどり整体院(埼玉県蓮田市)
O脚改善に歩く以外でオススメの方法!
O脚を改善するためには体の歪みに働きかける運動やストレッチがオススメです!
ここでは、具体的な体の動かし方についていくつかご紹介していきます。
骨盤の歪みを改善するストレッチ
1.骨盤のストレッチ
・仰向けになりひざを立てる
・両ひざをつけたまま左右に気持ち良いと感じる程度まで倒す
※左右両方に倒してみて、動きにくい方向がある場合には、そちら側に歪みがある可能性があります。痛いと感じるまでやるのは逆効果です。
負担をかけないように体をゆっくり動かしましょう!
2.内太ももを鍛えるストレッチ(アダクション)
・床に横向きに寝転び、下側の腕で頭を支える
・上側になっている足のひざを曲げて、体の後ろ側に立てておく
・下側の足をかかと側から上に向かって上げて、内太ももに響いている場所で数秒キープ
・上げた足をゆっくりと下に戻す
※内太ももにある筋肉を使いながらゆっくりと戻すとより効果的です。可能であれば、足を下におろす際は床から少し離した位置で足を止めましょう。
最初はきついかもしれませんが、10回1セットでできるように少しずつ行います。
運動で筋力をつける
1.太ももの筋トレ
・イスに深く腰掛ける
・太ももとすねが水平になる位置まで足を上げる
・足の位置を維持したまま足首を立てて5~10秒キープ
・ゆっくり足を戻す
※左右10回を1セットとし、1日3回程度行うのがオススメです!
2.足全体の筋トレ(スクワット)
・肩幅より少し広めに足を開いて立つ
・イスに腰掛ける要領で、お尻を後ろに引きながらゆっくり腰を落とす
※背筋やお尻は真っ直ぐ水平に保ち、足先ひざが前に出ないように注意します。ひざが内側に入らないようにするとより効果的です。
15回を1セットとし、1日2回程度行うのがオススメです!
3.O脚改善体操
・両方の足先をそろえて真っ直ぐ立つ
・上体の姿勢を維持しつつひざを曲げる
・両ひざを合わせたままゆっくりと立ち上がる
※ひざが外に開かないように意識して行うことが大切です。また、姿勢を保つためにお腹を上に真っ直ぐ引き上げるイメージで体を動かしましょう。
体の重心は前にかけるように意識します。
参考文献:O脚を改善したい!自分でできるストレッチや座り方のポイント | LIFE STYLE | SANYO Style MAGAZINE
まとめ
O脚になる原因には先天性のものもあれば、姿勢習慣など、普段からの姿勢が原因となっている場合がほとんどです。
ですが、歩き方や座り方に少しの工夫を加えてみるだけでも、O脚改善の兆しが見えてくるはずです!
また、それ以外にも今日ご紹介したストレッチなどを取り入れてみるだけで、いつも鏡で見る姿勢とは違い、嬉しい変化が表れてくるはず。
放置せず、1日も早い改善に向けてぜひ試してみてくださいね!
宮原恭樹のプロフィール
宮原恭樹(Kyoju Miyahara)
大阪府出身 1994年生まれ
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
・日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者(JATI-ATI)
・赤十字救急法救急員
・トリガーポイントマスタートレーナー
【 コメント 】
初めてパーソナルジムへ行く時は、どんなトレーナーが指導をしているのか不安になりますよね。
私の1番のこだわりは、カウンセリングを行いながらお客様の緊張をほどいて、ストレスなく楽しんでトレーニングを受けていただくことを常に心がけていることです。
なりたい女性像や今抱えているお悩みなど、カウンセリングの時間をしっかり取ってたくさん会話をさせていただくので、不安を解消して今必要なトレーニングをご提案することができます!
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