食べすぎや運動不足などが原因でなり得る「肝脂肪」。
見た目はスリムで痩せている人でも少しの体重増加で肝臓に脂肪がたまると言われています。
肝脂肪を減らすためにはどうしたら良いのでしょうか?
また、原因や症状などについても詳しく見ていきたいと思います。
過度な暴飲暴食を繰り返し、後で後悔しないためにも要チェックです!
それでは、早速見ていきましょう!
目次
肝脂肪を減らすのに効果的な運動!
もし自分が「肝脂肪」と診断されても慌てる必要はありません!
肝脂肪は普段の生活を見直していくことで十分改善が期待できます。
その第一歩としてオススメなのが「運動」です。
肝脂肪に良いとされている運動は“有酸素運動”と“筋トレ”言われており、誰でも気軽に始めることができるウォーキングは簡単でしょう!
肝脂肪を改善するには、少し汗ばむくらいで継続できる運動量が理想的です。
時間で言うと大体1日20分以上は続けて行うのが良いとされています。
しかし、もし他の病気を併発している場合は注意が必要です。
心臓に過度な負担がかかるといけない人もいるため、医師と相談しながら様子を見て運動を行うようにしましょう。
また、体調が悪いときも無理をせず休むことを優先にしてくださいね!
参考文献:内臓脂肪が高いと気になっていたら脂肪肝に!?そのときの対策は? | メンズエステなら【男のエステ ダンディハウス】
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肝脂肪を放置しているとどうなる?
肝脂肪にかかる人は年々増加傾向で、今や人間ドック受検者の20~30%は肝脂肪だと言われています。
本来、肝脂肪は放置してもかまわない病気だと考えられてきました。
しかし、1980年代以降は肝脂肪の中に肝臓の線維化(固くなる変化)が進行して慢性肝炎(脂肪性肝炎)となることが分かってきています。
さらに肝硬変や肝臓がんへ進行するものがあるという事実も知られるようになりました。
肝脂肪だと思って放置していたら、知らないうちに肝硬変となり、肝臓がんが突然発見されるという可能性もあるようです。
自分自身の体の異常は自分にしか分かりません。
このくらいなら大丈夫!というボーダーラインを作らずに、おかしいな?と感じたらすぐに病院で検査を受けることが大切ですね!
参考文献:医学豆知識-脂肪肝|東栄病院
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そもそも肝脂肪とは?
そもそも「肝脂肪」という病気自体を知らない方も少なくないはずです。
あるいは、病名だけは聞いたことがあるけど詳しくは分からない…。
そんな方のために「肝脂肪」についてご説明していきます!
肝脂肪とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
過剰なアルコール摂取のほか、肥満や生活習慣が原因で、肝臓に余分な脂肪が蓄えられた状態のことを言います。
脂肪の割合が肝細胞全体の30%を占める場合に、肝脂肪と診断されます。
原因となる生活習慣や肥満を解消することが重要とされています。
しかし、飲酒をしない人でも肝脂肪になる可能性もあるのが恐ろしいところ。
肝臓は再生能力に優れているため、ダメージを受けても残りの細胞が機能を維持することができると言われています。
痛みなどの自覚症状が現れないため、異常があっても気づかない人も。
結果、発見時には病状が進行しているケースも多いのです。
自覚症状がなくても自分の体重の変化には気付くはずです。
何事も手遅れになる前に早期発見が一番ですね!
参考文献:脂肪肝とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル
肝脂肪になる原因は?
肝脂肪になるのは一体何が原因なのでしょうか?
食べすぎ
食べすぎや偏食による栄養の摂りすぎで余分な脂肪が肝臓に蓄積され発症します。
食事で摂った脂質は、小腸で吸収され肝臓で脂肪酸に分解されます。
糖質はブドウ糖に分解されて、小腸から吸収された後、肝臓で中性脂肪に変化します。
飲みすぎ
アルコールの摂りすぎは摂取カロリーの増加だけではなく、アルコール自体が「脂肪酸」となって肝臓に蓄積され中性脂肪に変化します。
運動不足
食事の摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていれば良いのですが、脂質や糖質を摂りすぎていて、さらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えらます。
肥満
肥満になると肝臓での脂肪酸の燃焼が悪くなるので、中性脂肪がたまりやすいです。
さらに極端な食事制限や無理なダイエットをした人も「低栄養性脂肪肝」と呼ばれる肝脂肪になることがあります。
その他にも糖尿病や内分泌異常が原因で、代謝異常によって肝脂肪が引き起こされる場合があります。
また、抗生物質やステロイド剤を長期間に服用することで発症することがあります。
原因がどんな形であれ早期発見が一番です!
自分自身で原因となる生活習慣や肥満を改善し、経過観察をして様子を見ましょう。
肝脂肪の症状について
血液がドロドロの状態になるため、血流が悪くなり、全身の細胞に酸素と栄養分が行き渡らなくなります。
そのため、体がだるい・疲れやすくなる・肩が凝る・頭がぼーっとするといった症状が出ることが分かっています。
その他に腹部の違和感などが挙げられますが、これらの症状はある程度進行しないと自覚症状として現れません。
思い当たる方は血液検査を受けてみましょう。
また、健康診断の結果を見直してみることで何か発見があるかもしれません。
そういえば最近…と自覚症状がもしある方は後回しにせず病院に行きましょう!
まとめ
今や日本人の3人に1人が肝脂肪と言われています。
少し前は軽い病気として考えられてきましたが、ここ最近では放置すると肝硬変や肝臓がんへと進行するリスクもあるので、とても恐ろしい病気の1つです。
自覚症状もあまり見られないので、気づきにくい点はありますが、普段の自分自身の生活習慣を振り返ってみて何か不安を感じる場合は、見直し・改善していきましょう!
宮原恭樹のプロフィール
宮原恭樹(Koyju Miyahara)
大阪府出身 1994年生まれ
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
・日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者(JATI-ATI)
・赤十字救急法救急員
・トリガーポイントマスタートレーナー
【 コメント 】
初めてパーソナルジムへ行く時は、どんなトレーナーが指導をしているのか不安になりますよね。
私の1番のこだわりは、カウンセリングを行いながらお客様の緊張をほどいて、ストレスなく楽しんでトレーニングを受けていただくことを常に心がけていることです。
なりたい女性像や今抱えているお悩みなど、カウンセリングの時間をしっかり取ってたくさん会話をさせていただくので、不安を解消して今必要なトレーニングをご提案することができます!
まずはカウンセリングだけでもいいので、どんな小さな悩みでもお気軽にお話ください!
※HPプロフィールより引用
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